車のメンテナンスは何をするのか?主要な点検項目を一覧で紹介
「車のメンテナンスの重要性を知りたい」
「費用をおさえるために、自分でできるメンテナンス項目を知りたい」
車のメンテナンスをしたいと考えている方の中には、上記のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
車のメンテナンスは、安全性の確保と車の寿命を延ばすために重要です。
そこで、本記事では定期点検と日常点検の違い、自分で実施可能な車のメンテナンス一覧と費用相場などを解説します。
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定期点検と日常点検の違い
車の定期点検と日常点検には、実施者・頻度・内容・法的義務・目的の面で違いがあります。
| 項目 | 定期点検 | 日常点検 |
|---|---|---|
| 実施者 | 国の認証を受けた整備工場で専門の整備士が行う | 車の所有者や運転者が自ら行う |
| 頻度 |
|
|
| 内容 | 1年点検で29項目、2年点検で60項目の点検を実施する(自家用乗用車の場合) | 自分で実施可能な点検を実施する |
| 法的義務 | 道路運送車両法で定められた期間ごとの実施が義務付けられている | 実施は義務付けられているが、頻度の規定はない(自家用車の場合) |
| 目的 | 車両の性能維持と安全性確保のための総合的な点検整備を行う | 日常的な車両の状態確認と不具合を早期発見するため |
自分で実施可能な車のメンテナンス一覧と費用相場
自分で実施可能な車の点検項目、概要、頻度をご紹介します。
| 点検項目 | 概要 | 頻度 | おすすめ商品 |
|---|---|---|---|
| 洗車 | 車体の美観を保ち、塗装の劣化を防ぐ | 1ヵ月に1回、または汚れが目立つとき |
|
| タイヤの空気圧チェックと調整 | 空気圧、溝の深さ、偏摩耗を確認し、必要に応じてローテーションや交換を施す |
|
ガソリンスタンドの空気圧調整機(エアチャージャー)を使用 |
| ウィンドウォッシャー液の補充 | 視界確保のため、ウォッシャー液の残量を確認し、必要に応じて補充する | 1ヵ月に1回 | |
| ワイパーゴムの交換 | 視界確保のため、劣化したワイパーブレードは早めに交換する | 半年~1年に1回 | |
| 灯火類(ヘッドライト・ウィンカー等)の清掃 |
|
月に1回程度 | |
| 車内の清掃 | 快適性維持と車内の衛生管理のため実施する | 2週間に1回程度 | おすすめの清掃用品>> 自転車用品,洗車用品・クリーナー|株式会社エーゼット (AZ Official Shop) |
| 日常点検 | 車の安全性と性能を維持する |
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|
| エンジンオイル | エンジンの潤滑と冷却を保つ | 3,000km~10,000kmまたは6ヵ月~1年ごと |
|
| サビ対策 | シャーシブラックで塩害によるサビ対策 | 1〜2年に1回 | おすすめのシャーシブラック>> AZ シャーシブラック 油性 420ml |
それぞれのメンテナンスの目的・頻度・費用相場・手順を詳しく見ていきましょう。
1:洗車
洗車は車の外観を美しく保ち、塗装を保護するために必要なメンテナンスです。基本的には1ヵ月に1回の頻度で実施しましょう。自宅で手洗い洗車する場合の費用相場は、約250〜300円(水道代のみ)です。
自分で洗車する場合の手順は下記の通りです。
- 必要な道具を用意する:バケツ、カーシャンプー、スポンジ、マイクロファイバークロス、ホース
- 車を日陰に移動させる
- 車全体を水で濡らす:上から下へ向けて全体的に水をかけ、大まかな汚れを落とす
- タイヤを洗う:タイヤ専用のクリーナーとブラシを使用し、タイヤを丁寧に洗う
-
シャンプーで洗う:カーシャンプーを溶かした水で、上から下へ向けて洗う
- すすぎ:シャンプーを完全に洗い流す(上から下へ向けて丁寧にすすぐ)
- 水滴を拭き取る:マイクロファイバークロスで水滴を拭き取る
-
仕上げ:必要に応じてワックスを塗り、艶を出し、塗装を保護する
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2:タイヤの空気圧チェックと調整
タイヤの空気圧チェックと調整は、タイヤの寿命を延ばし、燃費を改善するために重要です。基本的には1ヵ月に1回の頻度でチェックしましょう。自分でメンテナンスする場合の費用相場は無料〜500円です。
具体的なメンテナンスの手順は下記の通りです。
- 運転席のドアの開口部などに貼られた「車両指定空気圧」表示ラベルで確認する
- エアゲージ(タイヤゲージ)をタイヤのエアバルブに押し当てて測定する
タイヤが冷えている状態で行うのが基本です - ガソリンスタンドの空気圧調整機(エアチャージャー)を使用する
デジタル式の場合は、推奨空気圧を設定し、ホースをバルブに押し当てる。音が止まるか「END」と表示されたら完了。
ダイヤル式の場合は、ダイヤルで推奨空気圧を設定し、ホースをバルブに押し当てる。音が止まったら完了。
推奨空気圧が調整できましたら、忘れずにエアバルブキャップを取り付けます。
タイヤの劣化状況に加えて、季節や気温の変化が激しいタイミングでの空気圧チェックはしておきたいです。一般的には夏は特に頻繁なチェックが推奨されます。
3:ウィンドウォッシャー液の補充
ウィンドウォッシャー液の補充は、安全な視界を確保するために重要です。1ヵ月に1回の頻度でメンテナンスしましょう。自分でメンテナンスする場合の費用相場は500円以上です。
具体的なメンテナンスの手順は下記の通りです。
-
ボンネットを開け、ウォッシャー液のタンクを見つける
-
タンクのキャップを開ける
-
ウォッシャー液を注ぎ入れる
- タンクの上限まで補充する
- キャップをしっかり閉める
- 動作確認をする
撥水性のあるウィンドウォッシャー液を使う事で、撥水だけでなく、汚れの付着防止にもつながります。
4:ワイパーゴムの交換
ワイパーゴムの交換は、雨天時の視界確保に重要です。半年〜1年に1回の頻度で交換しましょう。自分でメンテナンスする場合の費用相場は約500〜1,500円(部品代)です。
具体的なメンテナンスの手順は下記の通りです。
-
ワイパーアームを立てる
- ワイパーブレードをアームから取り外す
- 古いワイパーゴムを引き抜く
- 新しいワイパーゴムを差し込む
- ロック穴(ストッパー)がない側から先に差し込む
- ワイパーブレードをアームに取り付ける
5:灯火類(ヘッドライト・ウィンカー等)の清掃
灯火類の清掃は、灯火類の性能維持と夜間走行時の視認性を確保するために重要です。月に1回程度の頻度でメンテナンスしましょう。自分でメンテナンスをする場合の費用相場は、500円〜2000円程度(洗車用品のみ)です。
基本的な清掃は以下の流れになります。
- 中性洗剤を含んだスポンジで優しく洗う
- 水で十分にすすぐ
- ヘッドライトクリーナーを塗布し、柔らかい布で磨く
また、黄ばみやくもりの除去としては、軽度か重度かで対応が少し変わります。
- 軽度の場合:重曹ペーストで磨く
- 酷い場合:専用の研磨剤キットを使用する
6:車内の清掃
車内の清掃は、快適性と衛生面を維持するために重要です。2週間に1回程度の頻度で実施しましょう。自分で車内を清掃する場合の費用相場は無料(専用の道具を使用しない場合)です。
具体的なメンテナンスの手順は下記の通りです。
- 掃除機がけ:シートやフロアマットの埃やゴミを吸い取る
- 内装の拭き掃除:ダッシュボード、ドアトリム、ステアリングなどを専用クリーナーで拭く
- ガラスの清掃:フロントガラスや窓の内側を専用クリーナーで拭く
- シートの清掃
布製シート:専用クリーナーで汚れを落とす
レザーシート:専用のレザークリーナーで拭き、保湿剤を塗布する - エアコン吹き出し口の清掃:ブラシや専用のクリーナーで埃を除去する
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7:日常点検
日常点検は、安全運転と車両の長寿命化のために重要です。月1回程度の頻度で実施しましょう。
具体的なメンテナンスの手順は、下記の通りです。
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【タイヤ】
- 空気圧を確認する
- 摩耗や損傷のチェックをする
-
【ブレーキ】
- ブレーキペダルの踏み込み具合を確認する
- ブレーキ液量をチェックする
-
【ワイパー】
- 拭き取り性能を確認する
- ウォッシャー液量をチェックする
【バッテリー】
液量と充電状態を確認する
【ライト類】
ヘッドライト、テールランプ、ウインカーの点灯を確認する
8:エンジンオイル
エンジンオイルのメンテナンスは、エンジン性能の維持と長寿命化のために重要です。3,000km~10,000kmの走行または6ヵ月〜1年ごとに交換しましょう。セルフメンテナンスでエンジンオイルを交換する際の、費用相場は2,000〜10,000円程度です。
エンジンオイルの交換には上抜き法と下抜き法があり、手順が多いため、点検の手順からご紹介します。
-
【エンジンオイルの点検】
-
オイルレベルゲージを使用して、オイル量が適正範囲内にあるか確認する
-
オイルの色や粘度を観察し、黒ずみや粘度の低下がないか確認する
続いて、エンジンオイルの交換が必要となった場合の手順を見ていきましょう。
エンジンオイル交換の手順
エンジンオイル交換が必要となった場合は、上抜き法または下抜き法で交換を行います。
上抜き法は、オイルレベルゲージの挿入口からオイルチェンジャーというポンプを使って、エンジンオイルを吸い上げる方法です。また、下抜き法は、車体下部のオイルパンにあるドレンボルトを外して自然落下でオイルを抜く方法です。
上抜き法は作業時間が短く、簡単に行えます。一方で、下抜き法はどの車種でも実施可能である点がメリットです。
自分でオイル交換を行う場合、上抜き法の方が簡単で失敗のリスクが低いためおすすめです。しかし、車種によっては上抜きに適さないものもあるため、事前に確認が必要となります。
上抜き法と下抜き法のどちらでエンジンオイルの交換を進めるか決まれば、下記の手順でエンジンオイルの交換を進めましょう。
-
【上抜き法、下抜き法共通の手順】
- 車を平らな場所に停め、エンジンを温める(10分程度のアイドリング)
- エンジンを切り、5~10分ほど放置して油を落ち着かせる
- 必要な道具と新しいオイルを用意する
-
【上抜き法の場合】
- ボンネットを開ける
- オイルレベルゲージを抜いて拭き取り、オイルが汚れているか確認する
-
オイルの交換が必要であれば、オイルチェンジャーを挿入する
-
ポンプを押して古いオイルを吸いだす(ある程度加圧できたら自然に吸いだせる)
- すべてエンジンオイルが吸いだせるまで待つ
- 新しいエンジンオイルを準備する
- オイルレベルゲージを戻す
-
エンジンオイルの投入口を開ける
-
新しいエンジンオイルを投入する(こぼれやすいため徐々に傾けながら投入する)
-
ある程度投入できたら、オイルレベルゲージを抜いて拭き取り、点と点の間までオイルが投入できたか確認する
- エンジンオイルが入りすぎていたら、適正量になるまで抜く
- 適正量までエンジンオイルが投入できたら、オイルレベルゲージを拭き取って戻す
-
【下抜き法の場合】
- 車をジャッキアップし、安全にジャッキスタンドで支える
- オイルパン下のドレンボルトを外し、古いオイルを排出する
- オイルフィルターを取り外す(フィルターレンチを使用)
- 新しいフィルターのガスケット部分に新しいオイルを薄く塗布する
- 新しいフィルターを取り付ける(手で締めた後、1/4回転程度)
- ドレンボルトを元の位置に取り付ける(新しいワッシャーを使用)
- トルクレンチで適切な締め付けトルクまで締める
- オイル注入口から新しいオイルを注入する
- 車種に適した量を入れる(取扱説明書を参照)
- オイルレベルゲージでオイル量を確認する
- エンジンを始動し、オイル漏れがないか確認する
- 数分後にエンジンを止め、再度オイル量を確認する
【後片付け】
- 使用済みのオイルは適切に処分する
- 作業場所を清掃する
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エンジンオイル粘度の決定方法はメーカー推奨に準拠はしますが、お客様によっては、高負荷・高温下条件においては高粘度を採用する方もいらっしゃいます。
9:サビ対策
雪が降る地域は路面凍結防止で塩化カルシウムが添付されています。塩化カルシウムは車体にダメージを与えるため、シャーシブラックでのサビ対策が必要です。
シャーシブラックは車体のシャーシ(底面)部分に塗布します。
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自分でできる車メンテナンス項目
自分でできる車のメンテナンス項目を一覧でご紹介します。紹介するポイントをおさえて、メンテナンスしましょう。
エンジン・モータールーム
自分で実施可能なエンジン・モータールームのメンテナンスは、目視点検と各種フルード(自動車やオートバイなどで使用される流体)のチェック・補充です。具体的な点検ポイントは下記の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目視点検 |
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| 各種フルードのチェックと補充 |
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タイヤ周り
自分で実施可能なタイヤ周りのメンテナンスは、空気圧のチェック・調整、タイヤの摩耗チェックです。具体的な点検ポイントは下記の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空気圧のチェックと調整 |
|
| タイヤの摩耗チェック |
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まとめ
車のメンテナンスは、安全性の確保と車の寿命を延ばすために重要です。また、車はセルフメンテナンスによって、コストをおさえられます。ご紹介したメンテナンス項目を参考にセルフメンテナンスに取り組んでみましょう。
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